こんにちは。

突然ですが、最近3世代の研究がかなり発展していることをご存知でしょうか。そう、ザロクバグのことです。私が初めて挑戦したときはさいはてのことうにワープすることや既存のポケモンをミュウに変更することなどができましたが、いずれも目的の個体を入手するには乱数の知識が必要となります。僕にはそれはなかったので、どうしようかと思っていた矢先、任意コード及び汎用コードなるものが開拓されていました。これは、ざっくりいえばバグポケモンを利用してボックス名のスクリプトを実行させるものです。これは本当に革命的で、事前知識がほぼない僕でも簡単に欲しいポケモンを作成することができました。今回は先人に深い感謝をしつつ、僕の知る範囲内でその方法を共有したいと思っています。僕も全く知識がない状態からスタートしたので、できる限り分かりやすく書けていけたらと思います。


警告ですが、この方法は自分の思うようにポケモンを作成できるため、勿論貴重なポケモンに似せることもできます。しかし、完全に再現したかどうかはその手のツールによる解析が必要となりますので、最新作に持っていってインターネットなどで利用するのは極力控えましょう。まあ、Twitterなどで配布している出処不明のポケモンを受け取るよりかは数倍安全ですが。個人で楽しむ程度にとどめておきましょう。


初編となる今回は、任意コード実行のためのバグポケモンをザロクバグによって作成していきます。必要なソフトはエメラルドとなります。


まずは、カナズミシティにいるNPC(カナズミジムの右隣の民家にいる)から、ラルトスとタネボーを交換してもらいましょう。ラルトスは、102番道路に低確率で出現します。

交換したタネボーは持ち物を預かっておきましょう。このタネボーは、バトルタワーの増殖バグ(詳しくはググれば出てきます)で予備のために増やしておくと良いでしょう。

次に、タネボーの努力値をH95、A8と調整します。具体的にはマックスアップ(HP+10)を9個与え、101番道路でケムッソ(HP+1)を5匹、ポチエナ(攻撃+1)を8匹倒すのが速いと思います。このタネボーにはポケルスを感染させないようにしましょう。

別のタネボーは、S努力値を10振ってダーテングに進化させます。

そうしたら、タネボーとダーテングをボックス2の1〜24番目に交互に並べましょう(タネボー、ダーテング、タネボー、ダーテング……)。ボックスの準備はこれで完了です。


次に、ザロクバグを起こすための準備をします。用意するものは、呪いを覚えたゴーストタイプのポケモン、マックスアップ数個、ザロクのみ、瀕死のポケモン2匹です。呪いのポケモンに関しては、121番道路に出現するカゲボウズが最初から呪いを覚えており、おすすめです。

まず呪いポケモンの最大HPをマックスアップを与え奇数にします。最初に奇数だった場合は、次の奇数になるまで与えます。

次に、瀕死のポケモン2匹を手持ちの1番目と2番目に配置し、3番目に呪いのポケモンを準備します。他は開けておきます。呪いのポケモンは、呪いを2回使用しHPを1にします(101番道路でやるのがおすすめ)。ここまでやったら、101番道路の草むら付近でレポートを書きます。後の手順で失敗して戻ってくる場合は、ここからのスタートとなります。

その後、一度草むらでポケモンとエンカウントし、何もせずに逃げます。コトキタウンのポケセンに入り、瀕死のポケモン 1匹をボックスに預けます。その後、ザロクのみを呪いのポケモンに与えると、HPが0になると思います。ここで101番道路の草むらに戻り、ポケモンと再度エンカウントします。ここでは、けつばん(?と書かれたもの)が戦闘に出ます。戦闘コマンドのポケモンから手持ちの2体目の場所にいる瀕死のポケモんの様子を一瞬見て、すぐ戻ります。このとき、Bボタンで2番目のポケモンの選択を解除すると同時に十字ボタンの上を2〜3秒間長押しします。その後戦闘に戻り、逃げるを選択したり、またエネコのしっぽをし使用するとポケセンまで戻ります。

ボックス2を確認し、ネストボール入りのタマゴがあるかをチェックします。ダメタマゴやプレミアボール入りタマゴは除外し、一つでもネストボール入りのタマゴがあれば成功です。なかった場合は、リセットして再度手順を踏み直します。以下は、ネストボール入りのタマゴ発見後の手順となります。

ボックス12の12番目からボックス14の30番目にはポケモンを入れないようにし、またボックス1の名前を[いぶたぃ び]、ボックス2の名前を[アアアyコくく]に変更します。

以上の手順が終了したら、タマゴを手持ちに加えてひたすら走ります。おや…?が表示されてから卵が付加するまでの暗転時間は長いと1分近くかかることもあるそうです。孵化が完了すると、タマゴが孵る際のBGMが流れたままフィールドに戻るので、すぐにレポートを書いてリセットします。サイドエメラルドを起動し、ボックスから孵化したやつの種族名を確認し、「あ▼」と表示されていれば成功です。



ひとまずここまでと致しましょう。次回は、任意コード実行のための環境の整備を行います。


では、また。



〈参考にさせていただいた偉大なるデテロニー様のブログ〉
http://detelony.blog.fc2.com/blog-entry-18.html?sp